画像はYオクで購入したG3500EZです。一見、メンテしてあり快調そうに見えましたが結構荒く使われてました。メンテの様子はコチラから。
今回紹介するのはスイッチです。過去G3500とG3401とG3201を入手しましたが、この内二台のスイッチが不良でした。
どうやら使い込んで来るとスイッチ本体の「返し」部分が甘くなるのか、グラグラになりスイッチ本体が飛び出してきます。
純正を取り寄せたのですがスイッチ本体のみで1000円でした。これは懐に厳しいという事でネットで検索。本体のロゴの「MSR5」を検索すると機械の汎用部品のようです。
早速得意のホムセン巡りで探し回りました。その移動時間と探す時間を天秤に掛ければ、純正を取り寄せた方が明らかに低コスト。
それでは部品ハンターとしては失格なので、何とか同等品を見つけました。
あくまでも同等品です。細かいところで差異があります。じっくりご覧下さい。


差異点その@
端子の厚みが違います。今回購入してネックになったのがこの端子の厚みでした。汎用品の方が厚みが薄いです。チェンソー側のメス端子を差し込んでも厚みが違う為、スッポ抜けます。
当方はメス端子をペンチで押さえてきつくしました。配線もギリギリの長さなので、押さえ付けるのも難儀しました。よって次に純正を使う場合はメス端子を広げないといけません。

ですので、端子部分にハンダを盛るのが解決策かと思われます。点で盛るor筋で盛るのがよいかもしれません。
差異点そのA
端子の長さが違います。左が純正で右が汎用品です。
純正品〜約7ミリ
汎用品〜約8ミリ
実際には汎用品にメス端子を止める凸がありますので、差込の働きは純正と相違ないと思われます。
差異点そのB
シーソー部分のカラーが違います。汎用品は黒一色です。オン⇔オフを確認する印もありません。同じスイッチでシーソー部分が白の物がありましたが、白すぎてチェンソーに似合わないので却下しました。
このロッカースイッチのスペックを記載しておきます。

一般電源スイッチ/品名:ロッカースイッチ/AC−125V−12A/新東電器製です。

スイッチ本体には
SDW−112−22
12A 125V AC
6A 250V AC

SHINDEN CO. LTD
MZDE IN JAPAN
の刻印があります。
一個200円(税込み)
画像はG3401EZです。
シーソーの部分の色違い以外、違和感ありません。始動性も停止も問題なくできました。但し長期の試験をしておりませんのでなんとも言えません。
どなたか長期テストを行われる方いらっしゃいませんか?
自己責任で取り付け・加工が行われる方、
1名募集です。部品代&送料当方負担でお送りします。
チェンソーに不具合がっても責任がもてません。ご理解下さい。

テスト結果:伐採した木の枝払いでゼノアのG3401EZでテストしました。テスト時間は概ね5日です。8時間労働ですがエンジンのオンオフがありますので使用時間としたら半分の4時間ぐらいでしょうか。
結果としては全く問題ありませんでした。エンジンが切れないとか掛からないなどのトラブルはありませんでした。後日実験としてG3201EZの純正スイッチを付けてみたところ、ぐらつきがありました。プラ成型の弾力が無くなるのか解りませんが耐久性は弱そうですね。消耗品と割り切った方が安心ですね。


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